アレルギー性鼻炎は最も頻度の高いアレルギー性疾患の一つであることは皆さんご存知と思います。新しい文献を読んだので書いてみます。
2019年における鼻アレルギーの全国疫学調査によるとアレルギー性鼻炎全体の有病率は49.2%、スギ花粉症の有病率は38.8%、ダニなどの通年性アレルギー性鼻炎の有病率は24.5%でした。過去の同様の調査(2008年)と比較してスギ花粉症の増加が著しいとのことです。年齢別では5~9歳、10歳代の若者のスギ花粉症の増加が著しいとの結果でした。アレルギー性鼻炎による鼻閉は睡眠障害、集中力低下、イライラ、疲労感などをきたします。アレルギー性鼻炎の適切な治療が必要かと思います。ご相談ください。
愛知県も新型コロナウイルス感染症患者が再び増加しています。自分達も以前とは違う診療スタイルが求められています。その中でよりよい診療ができればと考えています。