以前に飛騨天文台の一般公開についてのブログを書いたことがあります。
新型コロナウイルス感染症の流行により一般公開は中止されていましたが今年は8月20日(土)開催予定です。
昼の部25人、夜の部25人の合計50人のようです。
飛騨天文台のホームページから申し込みができます。
久しぶりの遠出や旅行に天文台を選ぶ人は少ないと思いますが、天気が良ければきれいな星空や土星を眺めることができるかもしれません。太陽フレアについても説明してくれるかもしれません。
まだ6月ですが暑い日もあり、熱中症など体調管理に気をつけてください。
小児の30%は5歳になるまでに鼻出血を経験していると言われ、発症のピークは3~8歳であり2歳以下の出血は稀です。
鼻出血の70~90%は鼻中隔前方のキーゼルバッハ部位から生じており、この部位からの出血は用手的に鼻翼を5~10分程度圧迫することで止血が得られます。
原因の多くは、アレルギー性鼻炎や鼻副鼻腔炎の合併や感冒などにより鼻粘膜の炎症があり、そこに鼻ほじりや鼻かみをすることにより鼻粘膜が損傷し出血をきたします。小児特有の原因としては鼻腔異物などにも注意が必要です。稀ではありますが出血を繰り返す場合は腫瘍性疾患や血液疾患を疑う必要があります。
治療としては、原因となるアレルギー性鼻炎や鼻副鼻腔炎の治療をおこないます。自宅や園、学校などで出血をきたした場合は、鼻翼軟骨を5~10分程度圧迫することで一旦は止血が得られます。圧迫時の姿勢は座位でうつむいて、のどに降りてきた血液は吐き出して飲み込まないようにしてください。乾燥や鼻いじりで痂疲(かさぶた)が付きやすい場合は軟膏の塗布を行うこともあります。
当院では、鼻出血時の鼻翼軟骨の圧迫の仕方や姿勢などを記載した用紙(犬のジャックも映っています)があります。圧迫する部位が違っている場合も見受けられます。
現在の花粉症の原因はイネ科のカモガヤやオオアワガエリなどが主体です。
繰り返す鼻出血や多量の鼻出血は不安が大きくなります。ご相談ください。